価格が動くのはなぜ?みんなが買うから?違うよ!損切りするから!
プライスが動くのはなぜか?
それは、含み損を抱えていた方が、損切りするから
この考えをしてから、チャートの見方が変わりました。
私も初めは、なぜ急に価格が動くのか?
トレンドを作るにしても、ジグザクを繰り返して、動くのか?
エリオット波動で、3波目が動くのか?
がわかりませんでした。
少し視点を変えてみて下さい。
例えば、今、売り方向に動いてきている、売りのポジションを持ちたいと待っている、その時は、自分の都合の良い様に、チャートを見ていることが多いようです。
少し、視点を変えて、逆に買い方向なら、どこで買うか?どこで損切りを入れるかを考えてみて欲しいのです。
大衆の損切りが、価格を動かすを認識して、見て欲しいのです。
今のドル円のタイミングが良いので見てみましょう
ドル円の1時間足です。
今、買いか、売りか、難しいなぁ~と僕は感じます。
青い丸が、現在の底値、その底値を付けた、押し目が赤線です。
赤線の場所まで、価格は戻ってきましたが、どう見ても、現在はレンジです。
上がるか、下がるかの需要と供給が均衡していますね
どっちでポジションを持ちますか?
青のMA100も、上向きになりだしましたから、買いでポジションは持ちたいですよね。
その時に。考えて欲しいのが、損切り
あなたも買いのポジションを持った時に、直ぐに損切りを入れますよね、ではなくて。
買いのポジションを入れるときに、先に損切り位置を探してから、狭い場所で買いのポジションを入れるのが、もちろん正解ですが、その時には、往々にして、自分の都合の良い様に、チャートを見てるって事です。
売りでまず考えて欲しいのです。
買いを入れたい今だからこそ、売りで考えて欲しいのです。
まだまだ、4時間足や日足と言った、長期足では、下を向いているはずです。
トレンド的に言ったら、まだ下目線です。
でも、爆益が欲しい!僕もそう思います。
頭と尻尾をくれてやれ!の精神で、待てば、間違いないのですが、どうしても欲簿が勝ち、自分の都合の良い様に考えてしまいがちです。
だから、売りで、考えて欲しいのです。
売りで考えて、損切りを入れる場所、その場所が、プライスアクションの起こす場所です。
例えばオワンダのオーダーブックを見ると
オワンダのオーダーブックの詳しい説明を見るには、こちらの記事に詳しく書かれています、ぜひ、一度見てみて下さい。
【誰でも分かる】OANDAオープンポジションの見方、使い方 | OANDA FX Lab-education(オアンダ ラボ)
オワンダのオーダーブック(オープンポジション)を見てみると
含み損のあるポジションはこうなり、この辺りが多いのがわかります。
- 105.80で売りを入れた人
- 106.10で売りを入れた人
- 106.30で売りを入れた人
これをドル円の1時間足で見ると
「赤線」が105.80付近
「青線」が106.10付近
「緑線」が106.30付近
あなたが、今、上記の様に、売りポジションを持っていて、このまま価格が上がっていった時に、どこで、損切りをするか?です。
前回の動きに、フィボナッチ・リトレースメントをあててみました。
前回の高値に「0%」をあて、一番底値に「100%」をあててみました。
赤線の損切りが「赤線」106.70付近
青線の損切りが「青線」
緑線の損切りが「緑線」
これもオワンダのオーダーブックで見ると、今現在、106.70付近で、買いのポジションを持ち、現在「含み損」になっている人が多くいるのがわかります。
ですので、赤線「105.80付近」で、含み損を持っている人が、「106.70」付近で、損切りをするのでは、無いかと予想が出来るわけです。
106.70付近で、プライスアクションが起こり、ポジションを待ち構えるのは良い方法だと考えます。
押し目を作り、タイミングを短い足で計れば、ポジションを持った途端に、含み益の方向へと動いて行くように考えます。
一つの方法として、有効と感じています。
まとめ
人間が感情を左右されながら、ポジションを取っていくゲームです、だから「裁量」なのでしょう。
その人、その人によって、ポジション取りが変わっていくのです。
上か下かしかありませんから、みんなが、正しく分析を出来たら、みんなが同じ方向にポジションを持つので、成立しません。
誰かが反対を買って、需要と供給が成り立ち、相場は上げ下げを繰り返すのだと感じます。
1方向から見るのではなく、反対の方向の損切りを意識すると、又、チャートを読める裁量が増えてくるのかも知れません。
参考にして頂けたら幸いです。
最後までお読み頂いてありがとうございます、今後とも引き続きよろしくお願いします。